人生を変えるウイスキーグラス。おすすめの逸品を飲み方ごとにご紹介します。

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ここ数年、僕が宅飲みでお酒を飲む機会が増えたのは、ウイスキー専用のグラスを新調したからに違いありません。

こんにちは!中年魂のミッチー吉田です。

飲み方に合わせてグラスを選べば、ウイスキーの奥深い香りや味を全力で引き出せます。グラスが合っていないと、せっかくのウイスキーが台無し。アルコール感が強くて香りは深くない、まずいアルコール製品に早変わりします。とりあえずで家に置いてあったグラスで飲むなんてもったいない。

そこで今回お教えしたいのは、ウイスキーの味と香りをパッカーンと開き、本来持っている魅力を全力で高めてくれるグラスのメカニズムと最適な選び方。

そして、今すぐ持つべきウイスキーグラスとは何なのか。その答えをお教えします。

バーで飲んだ銘柄と同じウイスキーを買って、家で飲んでも味が違う。そんな経験から、僕のグラスへの執着が始まりました。

味の違いの秘密。店のおっちゃんは「雰囲気だよ」って言ってたけど、違いました。グラスです。

ウイスキーグラスと一般的なグラスの違いって?

グラスが変わるとなぜ味が変わるのか。そして、よりウイスキーを楽しむためには、どういう基準でグラスを選べばいいのか。その答えは、香りをつくるグラスの仕組みづくりにあります。

僕がまだ可愛い(今もかわいいんですけど)20代だった頃、実はウイスキーが苦手でした。グラスで味が変わるなんてことも知らなかったから、ほんとは美味しいお酒も「なんだこれ」って飲まずに捨てちゃってたことも。今思うとホント無駄でした。

正直、昔はどんなグラスで飲んでも同じだって思ってたんです。
形と素材が変わるとこんなに味が変わるなんて。人生損してたとしか思えない。

ウイスキーの専用グラスは、まさにウイスキーを楽しませるための専門家。味と香りを存分に楽しむための形と素材で作ってあるんです。

ストレートで楽しむウイスキーグラス
(引用:写真AC

ウイスキーの楽しみといえば、グラスを鼻に近づけたときに全身を駆け巡るようなあの香りと、そのウイスキーを口に含んだときの芳醇な味わい。しばらくは口の中に楽しみを溜め込み、舌先や舌横で風味を楽しみつつ、飲み込む際には舌で感じたものとは違う風味を喉奥で楽しむと同時に、鼻から吸い込む呼気で全身に広がる香り。さらにはその後にチェイサーを口に含んだときに感じる味の変化と風味の広がり

グラスに注いでいるときのワクワク感から始まる、一連のよろこびの繰り返し。味覚と嗅覚を総動員してウイスキーを感じるのがたまんないんです。

ストレートであれば、その楽しみをより強く感じることができるし、ロックなら飲みやすさを高めつつ氷が溶けることによる味の変化を楽しめる。気取らず飲むにはハイボールだし、味の広がりを楽しむためにチェイサーは欠かせませんよね。

そんなそれぞれの飲み方にぴったりな専用のグラスを、様々なメーカーが趣向を凝らして研究し、その答えを商品化しています。
1本のウイスキーを楽しむとしても、グラスの数だけ味や香りの変化を楽しめるんです。

湯呑でも飲めるけど味がぜんぜん違いますよね。味と香りの高まりが感じられない。
なにより雰囲気がアカン。

それに、せっかく良い酒飲むんだったら、1番美味しい状態で飲みたいですよね。そのためにはウイスキーグラスがどうしても必要なんです。

グラスによって味が変わるメカニズムとは

グラスによって味が変わる理由は、形状の違いによる香りの溜め込み方、ウイスキーを飲もうとした時に香りを感じるタイミング、そしてグラスの素材による香りの立ち込めかたの3点。実は味覚の95%は鼻で感じると言われているほど、香りは重要なポイントなんです。

ある神経生理学者は、味覚とは「95%が嗅覚」で、残りの5%が味だとしている。それほどに、味覚に関する情報の大半は鼻から脳に入っているということだ。
出典:Newsweeks

最大のポイントは「香り」

味を最大限に感じるためには香りを高める必要があり、香りを高めることで、本来の美味しさを楽しめます。そしてその香りは、温度によっても広がり方が変わります

寒い日より暖かい日のほうが屁が臭いですよね。

そのため、ロックでは香りが高まりづらく、ストレートのほうが、より高い香りを楽しめることになります。香りが高まるってことは、同時にアルコール感も高まって、キツさを感じることにもつながります。

ウイスキー専用グラスは、そんな香りやアルコール感を飲み方に応じて最適化してくれる機能をもちます。ストレートで飲むときに香りが高まり過ぎちゃうと、アルコール臭でむせちゃって味わいどころじゃなくなっちゃいます。

バカラのコニャックグラス(裕次郎の持ってるアレみたいなグラス)で飲んでみると、思わずむせ返るような香りを実感できます。匂いだけでぶっ倒れそう。あれはアカンです。

味の変化は飲み口の形状と温度

もちろん、香りと共に舌で感じる「味」もまた重要です。このグラスの形と味の関係には諸説あり、味覚を感じる部分にウイスキーが届きやすいから美味しく感じるって意見があったり、舌のどの位置でも同じように味を感じられるから関係ないって話もあったり、さまざまな意見が飛び交っています。

現時点の理解は、どの味蕾にも各味覚(甘味・旨味・苦味・塩味・酸味)専門に対応する味細胞が5種存在していて、各味細胞から情報が脳に送られているため、舌のどの部分でも5味は感じるということです。

味覚についての最近の研究結果としては、舌のどの部分でも同じように味を感じられるけど、部位によって特定の味をより強く感じられるって話で落ち着いてます。

舌のメカニズムはさておき、グラスの飲み口でウイスキーの味が変わるのは飲み比べるとわかります。

リーデルのシングルモルト用グラスで楽しむウイスキー
(引用:写真AC

ストレートでウイスキーを楽しむ場合、リム(グラスの先端)が開いているチューリップ型のグラスだと、上唇にリムがピッタリと沿うことによって、アルコールの刺激を感じることが少なく、香りが広がりやすいと感じます。

また、味の変化に影響する「温度」も重要なことのひとつ。温度のちょっとした変化は、ウイスキーの味に大きく影響します

ごはんは暖かいほうが美味しい。テキーラは冷えてるほうが飲みやすい。(アネホは専用グラスで常温でもおいしい)

この「温度を変化させる」ための仕掛けが、グラスの薄さです。

リーデルのソムリエシリーズは、同じ形状のヴィノムシリーズと違い、飲み口がより薄く仕上げられています。この薄さは、職人が手作りで作っているからこそ実現されたもので、その差が価格の差、味わいの差につながっています。

形状が同じで飲み口の薄さが違う、この2つのグラス。飲み比べてみればわかりますが、より飲み口の薄いソムリエで飲むほうがウイスキーの温度を感じることができます。これは逆に考えると、口の温度がウイスキーに伝わりやすいことも意味します。

グラスを口にした瞬間、口の温度がダイレクトにウイスキーに伝わり、温度を高めることで同時に味を高めます。そして、グラスよりもウイスキーの感触を直で感じられるあの感触が、よりダイレクトな味を生み出すことにつながります。

まとめてたら段々ウイスキー飲みたくなってきちゃいました。

また、温度がより重要となるストレート用のグラス(テイスティンググラス)には、持ち手となる「ステム」の部分があります。その部分を持って飲むことで、グラス内が体温によって高まりにくくなり、最適な温度をキープすることでアルコールの無駄な揮発を防ぎ、香りをキープすることができます。

ロックグラスの重さもまた、氷で冷やされたウイスキーの温度をキープするために必要だと考えます。底の厚みが温度をキープし、氷が溶けるスピードを遅くしてくれることにつながるからです。

要はグラスの形を飲み方に合わせると美味しいよってことですよ!

香りを引き立てるクリスタルガラス

リーデルやバカラ、ツヴィーゼルなどのウイスキーグラスにはクリスタルガラスが採用されています。一方、一般的に普及しているガラス製品はソーダガラスという種類で、窓ガラスに使われている比較的安い素材。

その違いで最も大きいのは「表面の凸凹」です。

見た目の違いでは「クリスタルガラスのほうが透明度が高い」なんてメリットもありますが、実は表面に凸凹が多いのはこのクリスタルガラス。凸凹が多いことによって、表面にウイスキーの膜が残りやすく、より香りを高めることができるんです。
また、ソーダガラスは使ったあとにきちんと磨いても、経年変化でどんどん曇ってきますが、クリスタルガラスはピッカピカ。ウイスキーの輝きを失うことなく楽しめます。

凸凹してるほうがキレイに仕上がるって不思議!

この差は、それぞれのグラスにウイスキーを入れて、軽くクルクル(スワリング)してみるとわかります。
クリスタルガラス製のほうが表面に出る膜がゆっくりと落ちていくことから、空気に触れる時間を高めて、香りを引き立ててくれます。

スワリングのやり方はタリスカーの公式ページでかっこいい(?)やり方を紹介されてます。

クルクルしすぎると味が飛んでもったいないですよ。

飲み方別でのオススメグラス紹介

ウイスキーグラスは、飲み方に合わせてカタチを選ぶことで、ちょうどいい香りと温度を楽しめます。

それぞれの飲み方に応じて、価格帯別でのオススメグラスを紹介します。

ストレートで楽しむ!テイスティンググラスのおすすめ

リーデルのシングルモルト用グラスで楽しむウイスキー
(引用:pixabay

やっぱり一番こだわって選びたいのはストレート用ですよね。

できれば飲み比べ用として何種類か手に入れたいところです。

ストレートでウイスキーを楽しむのに最適なグラスはテイスティンググラス。その中でも、薄さと香りの立ちやすさに重点を置いたグラスがオススメのグラスです。バーで「ウイスキーのシングル」を頼むときに出てくる量、30グラムを計量して、このグラスで楽しんでみましょう。自分にとって最適な量を知ることにも繋がります。

酒は飲んでも飲まれるな!

ちなみに、プロが現場で使っているなんてふれこみで売ってある、国際規格のテイスティンググラスはおすすめできません。正確な味を知るためのグラスが最高の味をもたらすとは限らないんです。飲み口も厚いし。安いから1つは持ってていいと思うけど、結局使わなくなるし微妙です。

ウイスキーの味を正確に知りたいのか、持ってるポテンシャルを引き出して最高な状態で楽しみたいのか。自分は最高な状態で楽しみたい派です。

選ぶ基準は薄さと香りの立ちやすさ

テイスティンググラスはリム・ボウル部分の作りが味の決め手。グラスの各部分についてる名前と一緒に説明します。

まずは飲み口。唇に直接あたる部分となるリム部分に注目してください。リムが薄いほど香りと飲み口がスムーズになり、よりダイレクトなウイスキーの風味を感じられます。

リム部分の反りは、ウイスキーが口に入る量に影響します。反りによってグラスと上唇がピッタリ沿い合うと、薄く広い範囲で口の中に運ばれることになります。

反り部分の長さと角度で、口の中のどの位置にウイスキーが運ばれるかが決まります。グラスによって味わいやアルコール感が変わる一番の理由はここにありそうです。

ボウル部分は、広さや形状によって香りの溜まり方が変わります。「くびれ」があったほうが、よりエロく香りが立ち込めやすいという特徴があります。形状の違ういくつかのグラスで「あーでもないこーでもない」って考えながら飲むのもまた一興ですが、ウイスキーに最適なのはデカすぎないサイズ。

ワイングラスとの比較を後述しますが、ワインようだとサイズがデカすぎて香りだけでなくアルコール感も際立っちゃいます。ちょうどいいバランスで香りを出してくれるサイズは、やっぱりテイスティンググラスのサイズです。

ステム部分は好みで選びます。折れやすいので、もっと気軽に飲みたいって人はステム無しのグラスも選択肢としてアリだと思いますが、ボウル部分を持ったときに体温でウイスキーが揮発してしまうので、せっかくの香りが早くなくなっちゃいます。

ちなみに自分はステム無しタイプしか持ってません。割るのが怖いビビリです。

使ったグラスをシンク内にそのまま置いとくと、他の食器を入れた時に結構な確率で割っちゃいます。せめてシンク内には置かず、倒れない場所をキープ!

おすすめ1:リーデルグラス

リーデルロゴ
(引用:リーデル

グラスの形状によって、ワインの味が変わることに気づき、試作を重ねることで260年の歴史を積み上げてきたリーデル社。その魂はウイスキーグラスにも引き継がれています。

機械で作るマシンメイドのヴィノムシリーズと、職人がハンドメイドで仕上げるソムリエシリーズの2シリーズがあります。

リーデル ソムリエ コニャック XO

本来はブランデー用として使われるこのグラス。同社が出すシングルモルト用のグラスと違ってステムが長くて、特に香りに焦点を絞ったグラスだと言われています。

ウイスキー界の大御所3人(リーデルジャパンの代表とスプリングバンク蒸留所の生産責任者、キルホーマン蒸溜所のマネージャー)で複数のグラスを使った飲み比べたときに、3種類のウイスキーを試して全員がナンバーワンに選んだグラスですよ。

4人全員がナンバーワンに選んで圧倒的勝利を収めたのは、コニャックXO用。香りに焦点を絞ったグラスであることから、軽めのモルトであっても他のグラスにはないパワフルなノーズが表現できるのだ。

特筆すべきは驚異的なリムの薄さが生み出す味と香りの広がり。口元に近づけた瞬間に「あ、これはちがうな」って思わせてくださいます。

比較するのもはばかるけど、安物グラスにありがちなプレートの歪みもなく、品質の高さは天下一品。価格はちょっと高いけど、値段以上の喜びと満足感を与えてくれます。

軽く揺すって鼻をグラスに近づけると、グラスの上部は豊満な香りで溢れていて、他のグラスでは感じることの出来ないような幅広い香りを楽しめます。

リムの反りが上唇にピッタリ沿ってくれるので、ウイスキーを薄く広い範囲で体温に温めながら、上顎の位置に運べます。薄く広い範囲で上顎にウイスキーがとどまることで、唾液と混ざりやすくなり、アルコール感を押さえられる印象です。

その結果、アルコールの刺激を感じやすい舌先やサイド、奥の位置に流すウイスキーの量を口の中で調整しやすく、自分に最適な味わいを口の中で作れるように感じます。

リム部分の仕上げ、作りが申し分ない。うまいなー。これうまい。

ウイスキー好きなら必ず手に入れるべき逸品。廉価版のヴィノムシリーズもありますが、満足感を得たいなら、ソムリエシリーズです。

おすすめ2:ツヴィーゼル

ツヴィーゼルロゴ
(引用:ツヴィーゼル

教会のステンドグラスづくりが発祥の会社ツヴィーゼルは、大使館や高級客船でも使用される品質の高さを誇る、歴史あるメーカーです。
通常のグラスと比べて3倍の強度を誇るトリタンクリスタルを開発し、割れにくく、丈夫で扱いやすい製品を世に送り出しています。

毎日を共にした相棒が不注意で割れたときのあの悲しみ。割れにくさって大事。

ザ・ファースト / ウイスキー ノージング グラス

ノージンググラス ザ・ファースト
(引用:Amazon

蓋付きの商品は他にもありますが、ソーダガラス製だったりリムが厚かったり。残念なものが多いのが現状です。

そんな中、ザ・ファーストシリーズのひとつであるこのグラスは、世界のコンクールで優勝経験もあるソムリエ達と共同開発で生まれたツヴィーゼル社のハンドメイド製、最高峰シリーズです。

サイズが少し大きめですが、そのぶんウイスキーが空気に触れる面積が広きくなるってのがポイント。蓋をして香りを閉じ込めればあら不思議、ウイスキーが持っているポテンシャルをすべて引き出すこのグラス。ベストな飲み方は熟成年数×1分の間、注いだあとに蓋を閉める飲み方です。

何の変哲も無いオフィシャルのボウモア12年を飲んで感動した。と言ったらどう思うでしょう? ありえない、と言うでしょうか。当然です。自分もそう思っていました。このグラスで飲むまでは。
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蓋を指でつまみ、持ち上げてみます。その瞬間、幾重にも折り重なった奥深い香りが広がり言葉を失いました。普通とは明らかに違う芳醇な香り、何よりオフィシャルのボウモアが持っていたポテンシャルの高さに驚きます。
 
そして、グラスを持ち上げ、口に含んだボウモアは、驚くほど甘く華やかでした。
 
若い頃に飲んだ思い出や、一緒に飲んだ友人のこと、ウイスキーを教えてくれたバーテンダーのこと、香りに感動したボトラーズ、そんないろいろな記憶が一気に押し寄せて、とにかく感動しました。

ウイスキーの香りの海で溺れたいなら、このグラス以外に選択肢はありません。

ショットグラス・ワイングラスとの比較

今回、比較のためにショットグラスとワイングラスを使って、テイスティンググラスとの比較をしてみました。

ショットグラスとの比較

グラスに香りが全くたまらないので、隠れた香りを感じることはできません。これ、鼻詰まってるんじゃね?と思うレベル。

口とグラスの間にできる隙間が大きくなるので、より狭い範囲で多くのウイスキーが入ってきます。ウイスキーが塊で入ってくる分、香りを感じる前にアルコールの強さを感じてしまいます。

まずくはないけど、楽しみ半減な感じ。

ワイングラスとの比較

香りが大事なら、ワイングラスを使えばもっと香りを楽しめちゃうかも?と思って試してみると、アルコール臭が強すぎて香りの幅広さを全く感じられません。

味も尖ったように感じてしまって、全く美味しくありませんでした。

この味、ウイスキーが苦手だったときに感じてたあの味にそっくり。だめだこりゃ。

グラスが違うとぜんぜん味が変わります。楽しめる酒が楽しめなくなるどころか、嫌いになって飲めなくなりそう。

テイスティンググラスならトワイスアップでも楽しめる。

テイスティンググラスで楽しむなら、ぜひトワイスアップも試してみたいですよね。

トワイスアップ
(引用:9527.net
ウイスキーの芳香を堪能したい方にはぜひ。グラスから立ち昇ってくる香りをじっくり探求してください。つくり方は簡単なのに奥深い飲み方です。
-  
- グラスにウイスキーを適量注ぎます。
- ウイスキーと同量の天然水(常温)を注ぎます。
- 完成。

要はウイスキーと同じ量の常温水を混ぜるだけ。これだけで味が開いて個性を感じやすくなります。

水のチョイスにもこだわりたいですよね。ミネラルウォーターの中でも、ウイスキーが生まれた地方の水を使うのがマスト。ハイランドパークとディーサイドなんて、乙じゃないですか?

特に、ボトラーズ(メーカーから樽で仕入れる業者)などが販売するカスクストレングス(樽から出して加水調整してないもの)は度数が高いものが多く、加水しながら趣の変化を楽しむのに最適です。

ガムシロップ用などの小さいビーカーに水を入れて、少しずつ加水しながら自分にとってのベストな配分を試してみてはどうでしょう。

ロックで飲むのに最適なウイスキーグラス

ウイスキーの飲み方として定番なのは、やっぱりオン・ザ・ロック。
ソファーに腰掛けて一日を振り返りながら、明日に期待を寄せるための時間には、重厚なグラスと美味しいおつまみ。

あとはキレイなお姉さんが一緒だと最高だけど贅沢は言いません。

選ぶ基準は重厚感。

冷やして飲むので、ストレートと比べると味が軽くなりがち。なので、底が厚くて重厚感を感じるグラスがおすすめです。

グラスが軽いとついつい飲みすぎちゃう気がします。酒は飲んでも飲まれるな!(自戒を込めて)

底の厚さは氷の溶けにくさにも影響します。バーに行くと丸い氷を出してもらえますが、あの氷が丸いのは「氷が溶けにくいようにしてある」ってのは酒好きの常識。氷が溶けにくいことで、自分にとってちょうどいい状態で飲むことができるんですよね。

ですが、いくらグラスが重いほうが良いとはいえ、リムに厚みがあるのは味を殺してしまいます。飲み口が味に影響を与えるのはロックで飲むときも同じ。厚みがあるグラスはホット用です。ロックには向きません。

素材はやっぱりクリスタルガラス

クリスタルガラスは鉛が練り込まれていることから重さと強度があり、リムを薄く成形しつつも重厚感を作り出すことができます。
また、指で弾いたときに出る音が透き通っててキレイってのもポイントです。厚みが薄ければ薄いほど、透き通った魅力的な音色を響かせまくっちゃいます。

グラスの中で氷が崩れたときに鳴るあの音色が、安価なグラスの数倍透き通って聞こえるんです。「カラーン」

今日も一日疲れたなーってときに「おつかれさま」って言われてるみたいでちょっと興奮しますよね!!

飲む際に、グラスを覗き込んだときに見せる表情もまた、クリスタルガラス製品の魅力。店頭で見る機会があれば、ぜひ横からだけではなく上からも覗き込んでみてくださいね。

リムの薄さで味わいを高め、重厚感で氷の溶け出しを調整し、視覚でも楽しませてくれるグラスこそ、ロックグラスに最適なグラスです!

バカラ アルクール タンブラー

バカラロゴ
(引用:バカラ

クリスタルガラスの最高峰ブランドと言われてバカラ以外を答えるのはひねくれものです。それぐらいにダントツで最高峰のグラス。

そんな中でも、バカラグラスの代名詞、アルクールシリーズ。フランス人が最も愛するデザインパターンなんて言われてますが知人にフランス人が居ないから真偽はわかりません。

バカラ アルクール タンブラー
(引用:バカラ

昔は「オールドファッション」って名前で売ってあったと思うんですが、今はタンブラーって名前で取り扱ってるみたいです。

30%の酸化鉛を含むこのグラスは抜群の重量感で、持った瞬間にずっしりと手に感じるこの感触、他のグラスではなかなか味わうことができません。

見た目がシンプルなのもまた、重厚感を引き立てますよね。

透き通った輝きはウイスキーの煌めきを存分に高め、横から見るとシンプルですが、ウイスキーを入れてグラスを上から覗き込むと、サイドの彫刻が花のように広がり、気持ちを高ぶらせてくれます。

「遠征に持ち歩くことができる堅固かつエレガントなグラス」というコンセプトで作られ、たしかに意外と割れにくいような気がしますが、高いので大事につかってください。

RCR ダ・ヴィンチクリスタル セトナ オールドファッション

RCRロゴ
(引用:RCR

価格で迷ったら迷わずコレです。

クリスタルガラスを使いつつ、価格を抑えたラインナップを展開する、RCR社のダ・ヴィンチクリスタル。その中でも、イタリアで最も美しい街の一つと言われるセトナの名を持つこのグラス。お手頃価格の割に重厚感が高く、毎日使いのグラスとして最適。

ダ・ヴィンチクリスタル セトナ
(引用:Amazon

このグラスで使われているのは、クリスタルガラスの中でも透明度と音色の高い、バカラと同じレッドクリスタル。

鉛の含有率が低く、音と透明度はバカラに負けますが、それでもコスパはダントツ。

この値段でこんなグラス出すなんて、アホなんじゃないか。素晴らしい。

カガミクリスタル プレステージライン オールドファッション

2016年 9月 30日にロゴを一新し、日本の伝統と革新をコンセプトにブランドをリニューアルしたカガミクリスタル。

バカラのアルクールに似てるよねって話もありますが、飽きのこないデザインで僕は好きです。昔懐かしきCM、サントリーオールドの中で使われた、父親に送る誕生日プレゼントがこのグラス。

「ランランリラン シュビラレー」ってあのCMです。

1:31あたりで感動のシーンが始まりますよ。

歴史あるCMで使われた歴史あるアイテム。いつもお世話になってるあの人へのプレゼントにどうでしょう。きっと泣いてよろこばれると思いますよ。

クリスタルガラスの耐熱温度、実は60度ぐらいらしいので、くれぐれも熱湯で洗わないように注意!

ハイボール飲むなら「うすはりグラス」。

正直、ハイボール飲むならどんなグラスでもいいと思いますが、せっかくなので紹介しちゃいます。松徳硝子の「うすはり麦酒晩酌揃」。

うすはり麦酒晩酌揃
(引用:CLASKA

うすはりグラスといえば、実に0.9mmという圧倒的な薄さと軽さが特徴。このビール用に作られたグラスもまた、職人の手作業によって生まれた驚きの薄さを誇ります。

(めっちゃイカした職人さんたちの紹介がgqjapanさんに載ってたので読んでみてくださいね)

あまりに薄いと割れやすんじゃないかと思ってたんですけど、意外と割れにくいんですよ。普通のグラスと扱いやすさは変わりません。

ビール用として銘打って世に出されてますけど、ハイボール用としても最適。とにかく薄く軽いグラスなので、帰宅後の一杯目を「キュッ」といくのに最適。もちろん、チェイサー用としても使えます。
うれしいのが、セットでついてくる「柿ピー用の小皿」。柿ピー1袋分がぴったり入るこのお皿は、お酒に欠かせないおつまみ入れとして重宝します。

ついつい食べすぎて太っちゃうおつまみも、これなら安心安心。

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