【蒲生氏郷の名言】秀吉に恐れられた男に見る部下の人心掌握術

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日本の歴史は好きですか?筆者は学生時代は大嫌いでした。
こんにちは、ハニー丸蔵です。

歴史なんてものは年号と出来事を暗記するだけの授業だというイメージで、そこにあるドラマというか思いや理由がなく、非常につまらないものでした。
大人になり、色々と知識を得ていくと、教科書には出てこない様々な人物や歴史ドラマを面白いと思うようになりました。

今回は、そんな中から若年時からその才を発揮し出世した結果、秀吉に遠ざけられてしまった男。
蒲生氏郷(がもううじさと)]のエピソードから信用される上司になるヒントを紹介したいと思います。

蒲生氏郷とは?

知らない方のために、簡単に蒲生氏郷についてお話したいと思います。
南近江の蒲生郡(現在の滋賀県南部)を収める豪族から始まる名家で、六角家の重臣の嫡男として生まれました。

織田軍に破れた六角家の重臣である父・賢秀(かたひで)]は降伏し、臣従の証として氏郷を人質として取られてしまいます。
しかし、氏郷をひと目見た信長は、「この子は並のものではない!いずれ娘婿にしてくれよう」と言ったそうです。

蒲生氏郷蒲生氏郷 肖像画成人の儀を信長がわざわざ行ったりと、氏郷をいたく気に入り目にかけていたようです。
その後出世を重ね、信長の死後は秀吉の元に身を寄せていきます。

秀吉の天下となった後も、結果をガンガンと残していった氏郷は、次第に秀吉に疎まれるようになっていきます。
出世するたびに、中枢から遠ざけられ最終的にはその生涯を終えるのですが、彼の残したエピソードの数々が、現代社会に生きる我々にとってとても参考になる上司としてのあり方を学ばせてくれます。

武将は自らが先頭に立ち示さなければ、兵士は言うことを聞かない

「兵士たちを戦場で働かせようにも、ただ『攻めかかれ!』と命令するだけでは、動かないものだ。攻撃をしかけたいと思うところには、武将自らがその場に行って、『ここに来い!』と呼びかけなければならない。そこまでする武将を、見捨てるような臆病な兵士はいない。逆に、自分だけが後方の安全なところにいて、兵士たちだけに犠牲を払わせようとしても、兵士たちはそんな臆病な武将の言うことなど、聞きはしない」

氏郷はこのように述べ、常に部下の先陣に立って戦っていたそうです。
後ろの安全なところから只々命令するだけの人間に人はついてこない。そう言ってるわけです。

給料と情を与えなければ、人は心服しない

「まずは家中に情を深くし、それから知行ちぎょう(領地・給料)を与えるべきである。知行ばかりで情がなければ、家臣は主君に心服しない。しかし情ばかりで知行を与えなければ、また同じ事である。知行と情は車の両輪、鳥の両翼と心得よ」

部下、もしくは人を雇う場合において、給料さえやっていればいいわけでも、愛情深い気遣いをするばかりでも駄目だと言ってるのですね。
その両輪をきちんと回してこそ、心から従うものだと。

実際、蒲生氏郷は自分の領地をガンガン褒美と分け与えすぎるため、逆に家臣からそんなにやると領地がなくなるから止めてください。といわれるほどでした。
また軍法の規律は厳しいものの、博打OKにするなどちゃんと「心の遊び」を酔いすることを忘れない素晴らしい人だったようです。

媚びへつらい、自分アピールばかりする人間は駄目だ!

非常に優秀な玉川左右馬(たまがわさうま)]という人物を家臣に推薦されて蒲生氏郷があった時のエピソードがまた面白い。
10日ほどもてなした結果、召し抱えることもなく郷里に返させています。
あれだけ優秀な人材をなぜ雇わなかったのか不思議に思った家臣が氏郷に聞いた所、こう答えたそうです。

氏郷はこれに対し「そなたらが不審に思うのも、もっともなことだ。世の中で智者と呼ばれる者は、たいていは見た目を重厚にあつらえ、言葉を巧みに用い、学才があるようにふるまって、人の目をたぶらかす者に過ぎない。今の時代は文字に暗い者が多いから、表面を飾るだけの輩を、賢者だと思い込んでしまうことが多い。玉川も巧言令色をする手合いに過ぎなかったから、登用しなかったのだ」
玉川は初めて会ったときに、私を称賛し、一方で諸将をけなし、取り入ろうとしてきた。さらに、自分を認めてもらおうと思い、自らの善行を盛んにひけらかしていた。このような者は仮に智者だとしても、主君におもねる悪臣であり、家を衰退させるから、登用するべきではない

いますよね、人をけなして取り入ってきたり、自分はスゴイというアピールをしまくるような人間。
言葉巧みに話し、頭が良さそうに振る舞い人を誑かすようなやつなのかをキチンと見極めなさいということですね。

ちなみにその後、玉川左右馬は別の大名に重用されるのですが、蒲生氏郷の見立通りその家は衰退したそうです。

まとめ

いかがだったでしょうか?やはり人をまとめるには上に立つ人間が尊敬されるに値する人になる必要がありますね。
もしも、あなたが部下を抱えている上司の立場であったならば、この蒲生氏郷のエピソード参考にするのも良いと思います。

現在は、自己啓発本のようなものも多く存在してますし、例えば下の「部下になめられないプレゼン術」なんかも良い参考になるやもしれません。

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ハニー丸蔵

ハニー丸蔵 団員

睡眠の次にカンフー大好き。

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