【肩こり つらい】肩こりしにくい体になる!【日常功夫 第1回】

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パソコンやスマートフォンなど、昔に比べると近距離で目を使いまくることが多くなった現代。同時にひどい肩こりに悩まされる人も多いのでなないだろうか?
ある種、現代病ともいえる「肩こり」をカンフー視点から解説してみたい。

肩こりを知る

肩こり(かたこり 肩凝り)とは症候名のひとつ。肩だけでなく、首も凝ることが多い。「肩が張る」とも言う。主に僧帽筋に起こる症状。厚生労働省による国民生活基礎調査(2015年度)における有訴者率で男の2位、女の1位を占める症状である(男の1位、女の2位は共に腰痛)。
出典:
出典:wikipedia

wikipediaにもあるように、肩や首には大小様々な筋肉群があり、それらの筋肉が固くなり血流が悪くなることで、痛みを伴う不快な症状が発生する肩こり。
しかし、筋肉を痛めてしまったり病気による症状だった場合はこの記事ではどうしようのない可能性があることをまずはお伝えしたい。

このしんどい肩こりを起こす理由があなた自身にあるとしたら……、ちょっとしたことで改善するとしたら……
試してみる価値はあると思うのだがどうだろうか?

肩こりになる原因と対策

最初にも書いたが現代人の仕事はデスクワークが多く、パソコンをカタカタやる毎日。椅子に座りじーっとしたまま。
同じ姿勢、眼精疲労、運動不足にストレスと、様々な原因が要因としてあげられる。

いざ、普段のあなたの姿を思い起こしてみよう。思い起こせないならば、友人や家族、同僚などにあなたの立ち姿、座った姿を横から写真とってもらおう。
どう?猫背になってない?猫背でないかたは、アゴが上がってない?じっくりと観察してみよう。
さぁ、どうだっただろうか?

猫背だった

猫背の姿勢の人って、実際とてもよく見かける。立ってたらそうでもないのに、座った途端に猫背になる人、あなたの周りにも見かけるはず。
自分自身もその姿勢であったならば、要注意。デスクワークの方なら、まずは椅子を高くしよう。

実は椅子が低いと肘が机の天板で押し上げられ、肩がすくんだ状態になりやすくなる。そうなると人は意識せずとも無駄に力が入り、肩や首が固まってしまうのだ。
なので、椅子を高くすることで両腕が自然とぶら下がり、余分な緊張が発生しなくなる。

アゴが上がってる

アゴが上がっている人は、きっとモニターを自分の目線より上だったり画面が下向きになってたりしてないだろうか?
もしそうなっているのなら、今すぐモニターを下げ画面を上向きに調整しよう。

アゴが上がってしまうと、頚椎で支えることが困難となるため首の筋肉の負担が大きくなる。当然首筋が固まり、あおの痛ーい肩こりが発生してしまいやすくなる。
アゴは軽く引き、背骨に乗っける感覚でやってみよう。

アゴも上がってないし、猫背でもないけど肩こりする

そんなアナタはきっと、頭が前に出てるはず。頭の正しい位置は、肩のラインと耳が垂直に並ぶ位置である。頭の重さは5〜6kgもあり、肩より前に出ているということは首の筋肉だけでソレを支えることになり、筋肉が相当悲鳴を上げることだろう。

全部大丈夫だけど、肩こりがひどい

今までの指摘に当てはまらないあなた、病気の可能性がるかもしれないから、病院に行くことをすすめる。

治すべきは姿勢

さぁ、今までの話でだいたいわかって来たであろうが、何の事はない正しい姿勢でいることが重要なだけである。なーんだ、じゃぁ簡単じゃんと思ったあなた、それは早計すぎますよ!!
この正しい姿勢は意外と難しく、一朝一夕ではものに出来ないものなのである。

虚霊頂勁

これは太極拳十要と言われる姿勢要訣の一つ。うなじの力を抜き、アゴを若干引いて正面を見る姿勢のコツ。
この時に百会(頭頂部にあるツボ)から天に伸びた紐で体がぶら下がるような感覚にすることが重要。
頭蓋骨が上手く頚椎に乗って、首筋が楽になるポイントがあるので、じっくり探すべし!

含胸抜背

背中と胸の力を抜く背骨の胸椎部分に関する姿勢のコツのこと。日本人は小学校から気をつけの姿勢を練習するが、あの姿勢は胸を張りすぎ、胸を緩めすぎると今度は猫背になってしまう。
一度、大げさに気をつけ姿勢で胸を張り、そこからゆっくりと胸を緩めていけば、呼吸が楽なポイントが見つかるはず。深呼吸しながらじっくり観察してみよう。

沈肩墜肘

腕に関する姿勢のコツ。肩を沈めて肘を落せと言っているのだが、コレが実に難しい。
通常「腕」といわれれば肩関節より先の部分であると認識していると思うが、骨格的には鎖骨から肩甲骨部分も含めてが腕なのである。
「肩を落とす」とは力を抜いて鎖骨と肩甲骨が重力に引かれるように滑り落ち、外側に開くような位置になることを指している。そして肘を外に張らず、下向きに自然ならる姿勢をとること。
逆を言えば、肩が正しく落ちれば、肘も自然とそうなるのである。

放鬆

これは太極拳十要ではないが、重要なコツ。それは全身の無駄な力を抜くことにある。人間の肉体は無意識下で重力に抵抗するようにシステムがなっているが、実際は抗重力筋以外の多くの筋肉が緊張しながら動いているのである。
熱などで体がダルイときは力が入らないので体の重みを感じることが出来るが、普段はそれを感じることすらない。これを修練で重力を感じながら必要最低限の力で立つ訓練こそがカンフーの基礎訓練なのである。

両手を横に伸ばし、肩がすくまないようにしてじっとしてみよう。しばらくすると腕の重さを感じ始めるはずだ。その重さを正しい姿勢にすることで、骨で支えるようにして無駄な力を抜く訓練をするのである。

まとめ

普段意識しない肉体内部に目を向ける(これを内観という)ことで、姿勢を正すことが肩こりを予防する最善策である。
コツコツと練習を積み重ね、その血肉にしていくことこそが功夫クンフーいわゆるカンフーの意味である。

地道な努力が実を結ぶ。しっかりと功夫を磨いてこう!
では、再見ツァイツェン!!

ハニー丸蔵

ハニー丸蔵 団員

睡眠の次にカンフー大好き。

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