キロクアメ(記録的大雨)の原因は「シルクロード・テレコネクション」だった!
こんにちは。
最近海沿いの町に住み始めた、ファミ男です。
今までは山間部や台地に住むことが多かったのですが、最近になって記録的大雨(いわゆる、キロクアメ)によく遭遇している気がします。
今回は、キロクアメの原因として挙げられる「シルクロード・テレコネクション」のお話です。
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キロクアメ(記録的大雨)の原因研究が進んでいる
日本は切り立った山地が多い事から、昔から水害とその治水が、各地で行われてきました。
僕が今住んでいる町でも、数十年前に記録的な大雨により主要河川が決壊、大きな被害を生みました。
最近になって注目を集めるキロクアメ、そしてゲリラ豪雨や爆弾低気圧。
これらは、日本の四季の移ろいによる大気の変化だけでなく、もっと大きな、地球規模の変化が引き起こされている、ということが分かってきています。
遠く離れた遠隔地からの気象的な影響を指して「テレコネクション」という現象に、注目が集まっています。
テレコネクションがキロクアメの動力源
「テレコネクション」とは、日本語では遠隔相関(えんかくそうかん)、もしくは遠隔結合(えんかくけつごう)と表現することが出来ます。
「テレ(遠隔)+コネクション(接続)」という造語です。
遠い気域で発生した気象現象は、大気・海洋相互作用により新たな現象の引き金となります。

「バタフライ効果」みたいですね!
大陸を超えるエネルギー「シルクロード・テレコネクション」
日本に大きな影響を与えているのは「シルクロード・テレコネクション」と呼ばれるもの。
テレコネクション・パターンのひとつで、「シルクロード・パターン」とも表現されます。
シルクロード・テレコネクションの発端はチベット高原に発達する、チベット高気圧です。
ジェット気流はユーラシア大陸を飛び越え、その大気のエネルギーを日本へのもたらします。
夏の日本近辺においてそのエネルギーは小笠原高気圧を活発化させ、日本の猛暑の原因となります。
強大に発達した高気圧は、熱と水蒸気によって、大きな低気圧を発生させます。
それが、キロクアメを引き起こしているんです。

難解な用語や原理は省略してますよ
夏に発生が予測されるテレコネクション・パターン
東京大学・先端科学技術研究センターの資料によると、夏の異常気象に影響を及ぼすテレコネクションには、以下のような種類があるそうです。
- シルクロードパターン
- PJパターン
- エルニーニョ・南方振動(ENSO)
※参考
研究内容 » 夏の異常気象|東大先端研 中村・小坂研究室
夏の異常気象に備えるには
キロクアメが発生してしまうと、僕たち人間には成す術はないかもしれません。
しかし、防災グッズの準備を行うことで、少しでも最悪な状況から回避する方法があるのではないでしょうか。
現代社会では、電気は不可欠
僕は地元に帰省中に3年前の熊本・大分地震を経験しています。
幸い震災による建物などの物理的被害はありませんでしたが、直接的に被災した知人の話を聞く事があります。
真っ暗闇の中で、激震にさらされる恐怖。
スマホを含め、電源の必要性をことさら感じたそうです。
キロクアメの前に防水準備を
普段は雨漏りなどもない家屋でも、クロクアメにさらされることで防水性が保たれないことがあります。
事前に防水処理をしたいけれども、どんな業者に相談したらよいのか分からない。
そんな時は、一括見積サイトで「まずは専門業者に見てもらう」のが良いでしょう。
我が家のスマート防災
急な災害時に、家の状況を知らせてくれるスマートセキュリティデバイス。
急な豪雨で帰れないけど、家の状況が心配。
そんなときに、心強い味方になってくれます。
シルクロード・テレコネクションのまとめ
いかがだったでしょうか?
ニュースで聞く「キロクアメ」は、とてつもなく大きな規模の、世界規模の出来事と知って、僕自身とても衝撃でした。
梅雨が収まっても荒天の続く毎日。
事前の「そなえ」が求められます。
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