錯視の不思議。理屈がわかっても引っかかる理由
参照:ProcreoFlashDesign Laboratory
みなさん、この画像を見たことないですか?
いや、ほぼ100%あると思います。
どっちに回って見えてますか?
筆者はその時の感じで回転が変わっちゃいます。
どうも、ハニー丸蔵です。そんなこんなで今回は、どうしても引っかかる不思議な錯視をご紹介しましょう。
目次[非表示]
錯視とは脳に嘘情報を与えること
無いものが見える不思議
人間の脳は精巧なので、眼のレンズを通してみた映像を勝手に補完して認識しようとします。
例えば「カニッツァの三角形」と呼ばれるもの。
これを見て白い部分に三角形が存在すると認識しちゃう。

●が3つ並ぶと顔に見えちゃうとかもそうですね。
その高性能な脳にふとしたことで錯覚する現象のことを「錯視」と呼んでいるのです。
似たようなもので「だまし絵」「トリックアート」ってのがありますよね?
「だまし絵」はそう見えるぐらいリアルなものを指し、「トリックアート」は錯視やだまし絵を含めた物の総称のこと。
様々な幾何学的錯視
ここでは代表的な錯視を画像とともにご紹介します。
ミュラー・リヤー錯視
超ベーシックな錯視ですね。線に矢羽を外向きに付けると長く感じるというやつです。
gifで作ってみましたが、これ同じ長さなんですよ!
ツェルナー錯視
平行線に斜めの線を入れると歪んで見えるという現象。
ヘリング錯視
別名「湾曲の錯視」だそう
扇状の線が湾曲して見える現象。横の線が鈍角になるほど、その歪み具合が大きくなる。
そのため、扇状の線だとわかりやすく歪んでしまうようです。
ポンゾ錯視
上の線のほうが短く見える
線路の絵を想像するとわかりやすいかも。人の目が三次元(奥行き)を感じて認識するためにこの現象が起こる模様。
ただし、他のと比べたら脳のバグは少ない。
フィック錯視
同じサイズでも縦は縦長に横は横長に見える不思議。この画像を横にしても、やっぱり横長に見えます。(スマホの方は横にしてみよう)

正方形を見たときにちょっと横長に見えるのはこのせいだったのか……
ポッゲンドルフ錯視
絶対Bだよ
斜めの線を途中で隠すとずれて見える現象のこと。この画像はBに見えますが、正しくはCにつながってます。
錯視恐るべし!
デルブーフ錯視
中心の円が同じ大きさなのに外側の円で、大きく見えたり小さく見えたりする現象。
オッペル・クント錯視
定規のように等間隔で線を入れるのと入れないのでは、入れないほうが広く見える現象。
フレイザー錯視
実は渦巻きじゃないのに、渦巻きに見えちゃう脳のバグ。
試しにうずまきの線をなぞってみると、一周することが分かる。
ミュンスターバーグ錯視・カフェウォール錯視
とあるカフェの壁で見つかったという模様。
完全に歪んで見えます。
エビングハウス錯視
デルブーフ錯視と似た現象。
ジャストロー図形
錯視を存分に楽しむ
まとめ
結局、錯視は脳が騙されてしまったままなのでどうしようもないですね。
今回は脳疲労が半端ない……
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