傷ついた心に染みわたる!ミスチルの失恋ソング10選

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こんにちは。
チルファン歴25年、ファミ男です。

突然ですが、皆さんは最近、失恋しましたか?
また、思い出すのもツラいような辛い恋の思い出はお持ちですか?
そしてその時、そのやるせない思いをどう解消していますか?

ファミ男が失恋すると必ず、ミスチルの失恋ソングを聞きます。
そして歌って、泣きます。

ミスチルの失恋の歌は、等身大でちょっと情けなくて、でもなぜか心に染みる曲が多いんです。
本日は、ファミ男が泣いた(そして皆さんにも一緒に泣いてほしい)、失恋ソングを集めてみました。
特に心に響いたフレーズや歌詞の解説なども書いてるので、ぜひご覧下さい。

心に響くミスチルの失恋ソングたち

失恋の心に染み込み、涙が止めどなく溢れてしまう失恋ソングの名曲たち。
実際に、ファミ男が刺さった順にご紹介していきます(笑)

Over  (1994年/『Atmic Heart』収録)

ファミ男が初めて聞いたミスチルのアルバム「Atomic Heart(アトミックハート)」に収録されてる隠れた名曲「Over(オーバー)」。
だからこそかもしれませんが、「失恋ソング」といったらこの曲ですね。

この曲は、彼女である「君」に別れを告げられた主人公「僕」の喪失感を描いた歌です。
サビでは「今となれば~」と回想する様はとても切ないですね。
「僕」は「君」に対してずっと好きなままだったし、彼女のためなら何でもできる、と思っていた事でしょう。
しかし、「君」はそうではなかった。
「心変わりを責めても」
というフレーズがありますが、本当はもっと前から何かしらのすれ違いがあったはずなんです。

何も語らない君の瞳の奥に愛を探しても

という歌い出しのフレーズも、「僕」は気付けなかった、ということを強調しているのかもしれません。

君を形成(つく)る全ての要素を愛してたのに

どんなに思いを巡らせても、思い出すのは彼女の好きな所ばかり。
はた目からみたら微妙かもしれないけど、僕はそれが好きだったんだ。そんな自慢気な表現もみえますよね。

彼女がどうして「心変わり」してしまったのか。
僕は何を見落としていたのか。
いったいどうするのが、正解だったのか。

主人公「僕」は分からず、途方に暮れた事でしょう。

失恋した時の、特に彼女にフラれたときの戸惑いに、この「Over」はすっと入ってきます。
この歌を聞きながら、彼女の好きな所を思い浮かべながら、ただ悲しみに暮れる。

言葉にならない 悲しみのトンネルを さぁくぐり抜けよう

何の解決も得られないまま、日常が僕たちを「さぁ進め」と急き立てます。
決して男らしいわけではなく、でもそこには大人としての逞しさが培われていきます。

ちなみに、僕ファミ男が刺さったのはこのフレーズ

いつか街で偶然出会っても 今以上に綺麗になってないで
ぼくは僕は忘れてしまうだろう

実際、ありました(笑)
別れた少し後に街で見かけた彼女は、でも今まで感じていた「無条件の愛しさ」という物を感じないんですね。
きっとそれは僕がフラれたからで、
もう彼女から僕へ何の愛情も示されないわけで、
今までの関係は、音もなく風化していく。

それを実感したフレーズです。
その日、僕はもう一回「Over」を聞いて泣いてます(笑)

水上バス (2008年/『SUPERMARKET FANTASY』収録)

ミスチルらしいキラキラした楽曲が詰まったアルバム「SUPERMARKET FANTASY(スーパーマーケットファンタジー)」の8曲目に収録。

スローで穏やかな曲調は、ちょっとノスタルジックを感じさせ、青春時代を描いたショートフィルムを見ている感を覚えます。

水上バスを使って、遠い町から遊びにやってくる彼女「君」。
「僕」は彼女を迎えに行くため、わざわざ新調した自転車で彼女を迎えに行きます。
きっと「僕」も、新しい街に引っ越してきたばっかりなんでしょう。
いつか「君」と一緒に暮らす日々を思い浮かべながら、新しい街で慣れないながらも一生懸命生きていく毎日。

Aメロ、Bメロ、1番のサビ。そして2番まで。
「僕」の心情を描いた、とても煌びやかな情景が描かれています。
心底、恋しているんでしょうね。
「僕」の吐露する表現には、一切の陰りも見られません。

しかし、Cメロに差し掛かり、事態は急転します。

僕が悪いんじゃない でも君のせいじゃない

遠距離恋愛にありがちな「すれ違い」が、彼らの中にも訪れた事でしょう。
お互いが、お互いの生活で手一杯になってしまい、つい相手のことをおろそかにしてしまう。
誰が悪いわけでもない、失恋。
でも「しょうがない」で済ませられるほど、軽い気持ちにはなれません。

「僕」は、彼女との再会に一縷(いちる)の望みを抱きながら、この街で暮らし続けます。

この曲では激しい情動は描かれません。
ただ、過ぎ去りし日々に思いをはせ、身悶えるような悲しみを、ただじっとかみころす。
一見自然体に見える「僕」の姿は、一種の男らしさの表れとも考えられます。
その姿が、一層悲壮感を引き立てています。

僕、ファミ男は、何度聞いてもCメロで泣きます。
(今も涙目です)

手紙 (1996年/『深海』収録)

「深海(しんかい)」収録、ミスチルの有名な失恋ソング「手紙」。
当時中学生だった僕は、もちろんこの曲が好きだったんですが、当初は楽曲として好きだった、だけだと思います。
ギターだけのシンプルのメロディーが「カッコイイ!」と思ったのを、覚えています。
直接的に描かれる「失恋のさま」を、子供だった僕が理解できなかっただけかもしれません。

ささいな事に情熱をぶつけ傷つけ合って
今でも会いたくて 寂しすぎて 愚かな自分を恨みもするけど

ミスチルには珍しく、何もメタファーも言葉遊びもないこと言葉。
しかし、大人になり、様々な恋愛を経験していく上で、この言葉は「経験をもって」再認識させられます。

そのたびに、この「手紙」という曲は深く重く、僕らの旨を締め付けます。
「オトナな人」(色んな意味でね)にこそ、聞いてほしい失恋ソングです。

ゆりかごのある丘から (1996年/『深海』収録)

同じく「深海」から、「ゆりかごのある丘から」。
青春時代の若すぎる恋と、大人になることでの変化、すれ違いを描いた楽曲です。

「ミスチルの浮気ソング」まとめで語ってるので、そちらをご覧ください。

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Forever  (2010年/『SENSE』収録)

ミスチルの16thアルバム「SENSE(センス)」の12番目のトラックとして収録されている「Forever(フォーエバー)」も、おすすめの失恋ソングのひとつです。
今思えば、アルバムの最後のトラックって、失恋とか悲しい曲が多いですね。
前述の「Over」も最後のトラックですし。

「君」と別れた僕は、何をする気力も起きず、自堕落な生活を過ごしています。
「Forever(=ずっと一緒だよ)」というフレーズは、きっと彼女との思い入れのある言葉なんでしょう。

「君」と「僕」は、「お互い頑張ってた」ような描写があります。
「僕」は「君」に近づきたくて、「君」も「僕」にもっと好きになって欲しくて。
でもそれが知らず知らずのうちに、お互いの関係に歪みを生じさせていたんじゃないでしょうか。

もういいや 付足しても 取り消すと言っても
もう受け付けないんなら

二人の間に生じたひずみ、それを最初に吐き出したのは「僕」の方なんでしょうね。
ずっと一緒にいる、だから、多少の事をぶちまけてもいい、と思っていたのかもしれません。
自分が別れの発端を作ってしまった以上、後悔しつづけ、誰にもぶつけられないフラストレーションを抱えているのだと思います。

「言わなくてよい事を」というのは、恋愛の上で、本当によく起こりますね。
僕ももちろん、何度も経験があります。

あぁ、あんなことを言わなければ。
そうやって悔いるたびに、心の奥が冷たく沈んでいきます。

ただひたすら自戒する、日々。
でも、思い出の中の二人には、確かに愛があった。
それだけが救いの、切ない歌です。

僕、ファミ男はこの中でもあるフレーズがとても気に入っています。

「君の好きな僕」を演じるのは
もう演技じゃないから

付き合いたての頃は誰しも、彼女に気に入られたくて「ええかっこしい」をするものです。
やがてそれを「本当の自分ではない」と思い、おっくうに感じられてきます。
この「Forever」の歌詞世界でも、同じような結末になっていますよね。

でも、彼女に好かれようと思って精いっぱい頑張る自分も僕であって、それは否定できないんですね。

「彼女のために、無理している」のではなく
「僕のために、彼女に好かれるために行動をしている」ってことなんです。
そう気づいた時から、彼女にかっこつけるのも、驚くほど自然体にできるようになりました。

自己肯定感、ですね。

my life  (1993年/『Versus』収録)

ミスチルブレイク直前の1993年、「Versus(ヴァーサス)」に収録された失恋ソング「my life(マイライフ)」。

62円の値打ちもないの

という歌い出しは、今となっては時代を感じさせるフレーズでもありますね。
Live-DVDでも、桜井さんご自身もおっしゃってますね。
「今は62円じゃ送れないけど」って。

この曲は失恋を歌いながら、あっけらかんとした開き直りの心情を歌ってます。
曲調もポップで、失恋の寂しさなんて感じさせません。

自嘲気味に、それも人生さ、と笑い飛ばします。
しかし、その空元気が、かえって虚しさを呼び覚ますこともあります。

ちょっぴりうぬぼれてた僕も
ついにフラれた

失恋に気付かれまいと気丈に振舞っているときにこの曲を聞くと、思わず涙がこぼれてくる。
そんな曲です。

Another story  (2007年/『HOME』収録)

「HOME(ホーム)」収録の「Another story(アナザー・ストーリー)」。
これは、別のアルバムに収録された「靴ひも」と同じくバスをモチーフに用いた事から、「それとは別の話」という意味で「Another Story(もう一つの物語)」と名付けられたそうです。

この曲は失恋の曲ではありません(と、僕は思います)。
倦怠期ギリギリで別れそうなんだけど、そこで彼女の大切さに気付く、っという曲ですね。
なので、倦怠期の方にはぜひ聞いていただきたい曲です。

君と生きる毎日が なんだかんだ言って嬉しい

最後のサビのこのフレーズは、心に刺さる方、多いんじゃないでしょうか。
彼女といることに慣れすぎて、自分の主張がついつい大きくなってしまって、そのすれ違いから失恋するケースは多いと思います。
「彼女と一緒に居られる喜び」
それに気付ければ、今までの失恋の多くは避けられたはずなんです。

自分自身の過ちに気付いているからこそ、心に染みる一曲だと思います。

花言葉  (2004年/『シフクノオト』収録)

2004年発売「シフクノオト」に収録された「花言葉(はなことば)」、これもミスチルの有名な失恋ソングですね。

歌詞でも語られる「コスモスの花ことば」が物語のキーでもあります。
実はコスモスの花ことばは花の色ごとに分かれており、ここでは明言されていません。
つまり、物語の真相も謎のまま、なんですね。

歌詞の内容がそのまま「失恋の後悔」となっており、それを聞く僕としても、恐縮するばかりです(笑)

僕がこの曲をおすすめしたいのは、この曲に描かれた情景の切なさをお感じ頂きたいからなんです。

哀れみと背伸びで告げられた別れ

1番目のサビで、彼女との別れのシーンを抽象的に装飾したフレーズです。
僕はある情景を思い浮かべました。

主人公「僕」に別れを付ける彼女「君」。
決意をした表情は、いつもより強張っています。
しかし彼女の瞳には、寂しそうな、哀れむような色で満たされています。
身長の低い彼女は、そっと「僕」に身を寄せ、背伸びをして…

別れる原因を作っているのは「僕」の方なのに、申し訳なさそうに別れを告げる彼女。
そのことがかえって、「僕」の中に大きな後悔を残してしまったのでしょう。

失恋ソングはまだまだあります

他にもぜひ聞いていただきたいミスチルの失恋ソングはまだまだあります。
ここでは詳しく紹介できませんが、タイトルだけでもご紹介していきます。

  • 幸せのカテゴリー  (1997年/『BOLERO』収録)
  • 君がいた夏  (1992年/『EVERYTHING』収録)
  • つよがり (2000年/『Q』収録)
  • Bird Cage (2002年/『IT’S A WONDERFUL WORLD』収録)
  • Diatance (1992年/『Kind of Love』収録)
  • Prism (1999年/『終わりなき旅』カップリング、『DISCOVERY』収録)
  • Surrender (2000年/『I'LL BE』カップリング、『Q』収録)
  • 渇いたKiss (2002年/『IT'S A WONDERFUL WORLD』収録)
  • ありふれたLove Story ~男女問題はいつも面倒だ~ (1996年/『深海』収録)
  • ほころび (2006年/『箒星』カップリング、『B-SIDE』収録)
  • やわらかい風 (2007年/『HOME』収録)
  • CROSS ROAD (1993年/『Atomic Heart』収録)
  • ロード・アイ・ミス・ユー (1992年/『EVERYTHING』収録)

【番外編】失恋ソングとしてネットで人気だった曲

「番外編」ということで察して頂けるかと思いますが。。
ネットで「失恋ソング」として話題だったにも関わらず、ファミ男的には「それは失恋じゃない!」と思った曲たちです。

くるみ (2003年/『シフクノオト』収録)

「くるみ」は、少なくとも恋愛対象ではなく、自分に向けられた愛のかたまりのようなものです。
公式のリーフレットにも、「くるみ」とは特定の人物ではなく、まだ見ぬ未来の擬人化だとの情報が載っています。
歌詞の中にも恋愛や失恋のような表現が見えますが、それを悲しむではなく、そこから前に進むような、未来へのメッセージソングになっているんですね。

いつの日にか二人で (1992年/『Kind of Love』収録)

「年下のDearest Friend」という曲からも、年上の彼女に恋をしていることが分かります。
失恋、というよりもまだ告白などもしていないのでしょう。
学生時代を思い起こされる、青春を感じる曲です。

LOVE (1993年/『Versus』収録)

こちらは失恋と言うより、「今から失恋に繋がりそうな三角関係」といった感じですね。

他にも「失恋ソング」として有名なミスチルの曲

ネットやチルファンのコミュニティでよく見られる「失恋ソング」はまだまだあります。
それぞれについて語っていきたいのですが、それはまた次の機会にて。

  • 雨のち晴れ (1994年/『Atomic Heart』収録)
  • Replay (1993年/『Versus』収録)
  • 僕らの音 (2005年/『I ♥ U』収録)
  • 忘れ得ぬ人 (2015年/『REFLECTION』収録)
  • CANDY (2005年/『I ♥ U』収録)
  • 常套句 (2012年/『[(an imitation) blood orange]』収録)
  • しるし (2006年/『HOME』収録)

ミスチルの失恋ソングまとめ

いかがだったでしょうか。
久しぶりにミスチルの懐かしいタイトルを見ると、またミスチルを聞きたくなっちゃいますね。

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佐藤 ファミ男

佐藤 ファミ男 団員

屁理屈好きの30代妻帯者。チルファンで三度の飯よりWikipediaが好き。

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