懐かしの1981年。ゴールドライタン全力まとめ。
こんにちは、中年魂のミッチー吉田です。
1981年から1年間に渡り放映されたあの伝説のアニメ、ゴールドライタン。
自分にとって生まれたばかりのあの頃(ぼく1978年生まれです)、アニメの記憶はないのに超合金シリーズは持ってた思い出から、何故かいまだに欲しくなるあの商品。

twitterでも、同じような境遇の人が多いようです。(もしかして同年代?)
2018年5月26日、ついにあのゴールドライタンの超合金シリーズに新作が登場したことに合わせて、これまでの全シリーズを総まとめしてみます。
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ゴールドライタンとは?
『ゴールドライタン』は、1981年(昭和56年)3月1日から1982年(昭和57年)2月18日まで東京12チャンネル→テレビ東京で放送された、タツノコプロ製作のロボットアニメ。

実はヤッターマンやヤットデタマンでお馴染みの「タツノコプロ」が制作してたんですね。知らんかった。
ゴールドライタンが放映されていたのはヤットデタマンと同時期(!)で、翌年からは超時空要塞マクロスの放映が始まります。
1979年にはガンダム、その翌年には鉄人28号の生誕と初のガンプラ発売を果たした日本のアニメ業界。
そんなロボットアニメ絶頂期に生まれた伝説の変形アニメが、このライタンなんです。
全く覚えていないオープニングテーマ曲。

日本アニメの幕開けの時代に生まれた、ものすっごいアニメだったんですね。歴史ってすごい。
超合金のライタン軍団
アニメの放送開始とともにポピーから発売された超合金のライタン軍団(アイシーライタンを除く5種)は、亜鉛合金をダイヤモンドカッターで削ったクリスタルカットと呼ばれる彫刻が話題となった。
ライタンと言えば、このクリスタルカット。どう見てもデュポンのダイヤモンドヘッドです。
デュポンライターは、当時から高級ライターとして大人気。
その中でも、ライタンのモデルとなったライン2シリーズのダイヤモンドヘッドは、1952年に製造されたデュポンの初代デザイン。

デュポン ダイヤモンドヘッドの、現在の参考価格は¥98,000!
無くしたら血眼で探しまくるほどの高価格。
アニメ見てないのに玩具を持ってる人が多い理由のひとつは、きっと自分ぐらいの子供を持つ親の世代が、居酒屋で友人相手に「デュポン買ったんだよ。えへへ」なんて言いながら見せつけるために購入したのが原因でしょう。
亜鉛合金を削って金箔を張りつけるために、日本中の金箔職人を呼びつけたという噂もある中、定価3000円という、当時の玩具業界ではありえない高額で売り出されました。
その結果、シリーズ5種の合計売上個数は150万個以上。

えーと、3000円で150万個ってことは……
……45億!
ゴールドライタン
かーわるんだーかわるんだー。むてきのろーぼーにー。
愛と人情を持ち合わせるライタン軍団のリーダー、ゴールドライタン。
登場シーンは「河原で遊んでたら犬がくわえてくる」という衝撃の展開。喋ってるのに口が動かない腹話術タイプの小型ロボ。
「レインボーゥローッドッ」っと叫びながら光を発射して、その中を飛ぶことでめちゃくちゃでかくなります。
1話だけYoutubeで見れるみたいです。
初代超合金ゴールドライタン
記念すべき初代ゴールドライタンがこの商品。その世代の人間が、思わず「あー」と言いたくなるフォルムはさすがの造形。


ずっしりと重いボディに、金メッキ。建付けが微妙に悪い個体があったような気がします。


頭部と腕、両足はボディ内に格納されています。


ひじ、ひざ部分が可動できる。玩具業界の本気を感じます。


スカートめくってミサイルズドン!劇中で見られる貫手攻撃は見られませんが、代わりに玩具ならではのギミックが搭載されています。

表面の凹凸と重厚感が記憶をくすぐるんでしょうか。まだ自分が小さかったあのころ、手に持って楽しんでいた思い出が、いまでも思い出されます。
ゴールドライタン 18金、24金バージョン
時代は進み、より高級感を増した18k、24kメッキバージョンが発売されました。
型番GX-32が2006年に発売された18金バージョン。定価¥6000。
型番GX-32Rは2018年に発売の最新24金バージョンで、定価はなんと倍額の¥12000です。
銀15%と銅10%を含む18金と違い、24金は99.99パーセント「金」で構成される純金製。その最高級の素材で包まれたゴールドライタン、めちゃ高いのに発売直後によろこびの声が相次いでいて、どうやら売れ行きは好調のようです。
このクオリティで、参考価格はなんと¥12,960。品切れ前に手に入れないとなくなっちゃいますよ!
ミルクキャラメルの箱で完全変形させちゃうツワモノも!

額の位置ぴったりに森永の2文字がくるあたり、ただ者じゃない何かを感じます。
ゴールドライタンとサンシャインは同じ?


同じゴールドカラーで四角いフォルム。
体中に入るラインのデザインも似てるけど、まったくの別物です。
サンシャインのサイズはせいぜい人並み。お腹のローラーで敵を潰す攻撃法は、ライタンとは大違いです。
引用元:キン肉マン大好き倶楽部 https://blogs.yahoo.co.jp/yosimune_88

ちなみに、サンシャインはゆでたまご先生のデザインではなく、「馬場くん」という投稿者。元となるデザインはライターではなく、サンシャイン60ビルと言われています。

サンシャインビルと言えば、1978に開業し、その当時アジアで最も高かったビル。ローラーはどっから出てきたんだろう。
スコープライタン
円柱形のライターから変形するスコープライタン。高性能なスコープと透視能力を活かして、偵察・索敵で仲間をサポートする名脇役。
初代はシルバーで販売されていたようですが、のちにゴールドが標準となり、商品名の末尾に「G」がついたようです。
つぶれた円柱形で縦に細かいラインが入るこのフォルム。もしかしてカルティエのライター?
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両腕、両足はボディの中に格納されています。底面のスコープはガスの注入穴にも見えて芸が細かいですよね。
望遠鏡モードにも変形!
このモードで遠くにいる敵(親父)を狙い撃った子供、きっと多かったに違いない。
ロボットに変形すると、細長い手足がなんとも脇役感を引き立てます。
もちろん、抜群の可動域。ライタンと比べるとめちゃ可愛い。
あたまのサンバイザーを押すとミサイルが出ます。そしてなくします。
復刻版もありますよ
2006年に復刻し、なくした目玉を復活できるチャンスが訪れました。
懐かしさを片手に晩酌を愉しむもよし、子供に遊ばせてまたなくすもよし。
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タイムライタン
円柱形のライターから変形するロボット。子供の頃は小銭を積み上げて接着剤で止めてるロボにしか見えませんでした。
30秒時間を止める事ができる無敵さから、出番が少なかったようです。
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